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おしらせ
11.12019
スタッフいち推し!カレンダー紹介 vol.2「俳句の日めくりカレンダー」

この度、「俳句の日めくりカレンダー」を監修いただいている宇多喜代子先生が2019年度の「文化功労者」に選ばれました!
文化功労者とは「文化の向上発達に関し特に功績顕著な者を指す称号」で、毎年政府から発表されます。
過去の受賞者を見てみると、私が名前を見て思い浮かべられる方だけでも、王貞治さん、吉永小百合さん、橋田壽賀子さん、宮崎駿さん…。宇多先生、あらためてすごい方だったのだなと実感しました…
反省の気持ちも込めて、今回は「俳句の日めくりカレンダー」をご紹介させていただきます!
今日読んでほしい俳句を、366日分!
俳句の日めくりカレンダーには、一日一句、「その日に読んでほしい俳句」が載っています。たとえば、10月31日のページには、こんな句が。
「ハロウイン南瓜無造作に置かれ」
10月31日はハロウィンなので、ハロウィンを季語に用いた句が載っているというわけです。
このページは宇多先生の句でしたが、一茶や芭蕉などの歴史的な名人から現代の俳人の方まで、約300名の俳人の句を掲載しています。選者はもちろん宇多先生です。
「季語」って意外と面白い!
毎日の俳句も味わい深いのですが、じつは季語がなかなか楽しめます。
「梅」や「梅雨」など、季語らしい季語もありますが、「ポインセチア」「愛鳥週間」など、「それって季語なの?」と思ってしまうものもちらほら出てきて、毎日めくっていて飽きません。
読むだけでも楽しめますし、その季語を使って自分ならどんな俳句を詠むかな、と考えてみるのも面白いと思います。
「猫の恋」なんて季語もあるそうです。知っていましたか?
関係者にファンが多い、“玄人好み”のカレンダー。
この日めくりカレンダー、じつはうちの社内でも隠れファンが多いカレンダーです。
めくるたびに発見があって楽しめますし、日本ならではの季節の移り変わりが感じられます。俳句と季語のカレンダーとの組み合わせが絶妙で、「よくできてるな」という気持ちにさせられるようです。
社内では「これは俳句が好きじゃない人にもおすすめしたいね」だとか「カレンダー屋としては、こういうカレンダーこそたくさんの人に使ってほしい」という声も聞かれます。
2020年、もともと俳句を楽しまれる方はもちろん、そうではない方も、ぜひ俳句と季語を楽しむ366日を過ごしてみてはいかがでしょうか?