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扇子の小噺 ‐涼しい豆知識‐ vol.3
「どれだけ知ってる? 扇子のタイプ」

扇子

こんばんは。
日中は青空の色が濃くなり、暑い夏の気配が近付いているのを感じます。これからは外出先などで涼むのに扇子が活躍する季節ですね。

野外イベントでの浴衣など、ファッションに合わせてコーディネートを楽しんでみるのもオススメです。

今回の「涼しい豆知識」では私たちに身近な扇子の種類や、その使い方をいくつかご紹介します。

どれだけ知ってる? 扇子のタイプ

実際に使用したり、見かけたりする扇子はおよそ8種類ほどでしょうか。みなさんはどれだけご存知ですか?
想像しながら読んでみてください♪

・紙扇子

紙扇子

扇面が紙で作られた扇子です。メイドインジャパンが多いのが特徴。
紙を貼り合わせたものに扇骨を差し込んでつくるのが一般的です。

・生地扇子

生地扇子

扇面が布などの生地で作られた扇子です。可愛いプリントや刺繍が人気。
ほとんどが片面にだけ生地を貼り付けるつくりです。

・白檀扇

白檀扇

香木である白檀を使用した扇子です。香りを楽しむ目的でつくられたそうです。
開くたびに落ち着いた香りに癒やされますね。

・飾り扇子

飾り扇子

玄関、床の間などに飾る目的でつくられた扇子です。
縁起のよい柄が描かれていて、扇子立てにのせて飾ります。

・舞扇子

舞扇子

日本舞踊、能で使われる扇子です。あおぐものではありません。
用途によっては竹の骨に鉛を埋め込んで、わざと重くつくられるものも。

・茶扇子

茶扇子

茶道に使われる扇子です。女性用は5寸(約15.2㎝)、男性用は6寸(約18.2㎝)と持つ人によって大きさが異なります。相手への敬意を表したり、お盆として使われることもあります。

・祝儀扇

祝儀扇

冠婚葬祭用の扇子です。縁起物のため、男女によって地紙・骨が違うなどの決められた特徴があります。

・羽根扇子

羽根扇子

バブル時期にディスコで使われたイメージがあるかと思います。まさに羽で飾られた扇子。宝塚など歌劇の華やかな小道具として使われます。

 

他にも、神社、仏閣や皇族の儀式のみで使用される扇子もあります。種類の多さに驚かされませんか?
モノによってはめったにお目にかかることもないかもしれませんが、身近な扇子が日本文化の隣にいつも寄り添っていたんだなと思うと、より親しみを感じられますね。

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面白い!扇子の使い方

手であおぎ、風を起こして涼しくなる。扇子はそんな一般的な用途に加えて、茶道では“結界”としての役目を果たしたり、日本舞踊では“盃”や“格子窓”などに例えられて舞を華やかに彩ります。

落語に至っては、そばを食べる“お箸”、“望遠鏡”や“刀”といった小道具など、自在に役目を変えて表現されます。
その豊かな役割を思いついた昔の人の発想には驚くばかりですね。

他にも、扇子を投げて落ちた形で点数を競う「投扇興(とうせんきょう)」や、詩歌などを書いた扇子を見せ合って競う「扇合わせ」など、扇子を使った遊びもあります。

形の固定されたうちわの方が強い風を起こせますが、扇子は折りたたんでコンパクトに持ち運べますので、暑い時期の外出時にはとっても便利です。

今年の夏は扇子を使いながら、様々な種類や用途にも思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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